RWE AG

E.ONとの事業再編完了のお知らせ

  • innogyの再生可能エネルギー事業、ガス貯蔵事業、KELAG社株式を新生RWEに統合、従業員2700人はRWEグループに合流します。
  • 新生RWEのグローバル拠点は、世界4大陸40ヵ国に拡大します。

2020年7月1日 エッセンにて

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「本日私達は、2年間の取り組みの集大成の日を迎えました。新生RWEへの再編がすべて完了したのです。より大きく、より多様化した新生RWEには明確な目標があります。2040年までにカーボンニュートラルを達成するという、他に類を見ない高い目標です。満を持して世界規模での成長に挑む強力な再生可能エネルギー事業部門、エネルギー新時代への確実な架け橋となる、調整力ある従来型発電所、そして、世界のエネルギー市場でチャンスを掴むための専門知識に精通したエネルギー取引部門を持つ私達は、素晴らしいポジションを手にしています。」

RWE CEO ロルフ・マルティン・シュミッツ

ドイツ産業史上最大規模の事業再編が最終段階を迎えた今日、innogyの事業がRWEに譲渡され、RWEとE.ONの資産交換がついに完了いたしました。これにより、風力、太陽光、水力発電事業、および、バイオマス、バイオガス、ガス貯蔵事業がRWEに移管されます。本日譲渡となるもうひとつの資産は、innogyが保有するオーストリアの電力会社Kelagの株式で、同社の水力発電事業によってポートフォリオは完全なものになりました。2019年秋に、E.ONの再生可能エネルギー事業をRWEに移管しており、この度のinnogyの事業統合は事業再編の最終プロセスとなるものです。

事業再編プロジェクトの陣頭指揮を執ってきたRWEのCFOマルクス・クレッバーは、満面の笑みで話します。「いよいよアクセルを全開できます。申し分のない出発点です。世界規模の巨大な再生可能エネルギーポートフォリオに、完璧に補完し合う実績豊富な2つのチーム、そして強力な投資計画。これによって、市場をリードする弊社の地位はさらに強固なものになるでしょう。」

RWEは、再生可能エネルギー発電で世界最大手のひとつです。洋上風力発電では世界第2位となっています。現在の再生可能エネルギーポートフォリオを13ギガワット以上に拡大すべく、欧州、北米、アジア太平洋地域において約50億ユーロの純投資を計画しています。そのうち10億ユーロは、ドイツ国内のプロジェクトに投入する予定です。今回の再編により、2700人の社員がinnogyからRWEに合流することになります。

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