RWE Offshore Wind GmbH

Global Floating Wind Co-Use Competitionを開催―RWEは浮体式洋上風力発電との共生を推進する革新的ソリューションを募集

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  • 「生物多様性促進」と「他の海域利用者との共生」の分野で革新的ソリューションを募集
  • 応募締切:2023年12月31日

東京、2023年10月16日

世界の洋上風力発電をリードするRWEは、この度、初の「Global Floating Wind Co-use Competition」を実施します。当社は、洋上風力発電事業において他の海域利用者との共生や生物多様性を促進していくためのソリューションを求めています。とくに浮体式洋上風力発電事業における革新的かつ持続可能な解決策の開発、実証を加速させることに注力しています。

RWE Offshore Wind CEO スヴェン・ウーターメーレン「当社は世界の洋上風力発電をけん引する一社として技術革新に精力的に取り組んでいます。風力発電所の開発、建設、運営において持続可能性と生物多様性の向上は不可欠な要素であると認識し、世界初のリサイクル可能なローターブレードの採用、「環境に優しい」燃料を使うサービス船の傭船契約、生物多様性を広げる人工岩礁の検討など様々な取組を進めています。将来的には生物多様性に対してネットポジティブ・インパクト(全体として温暖化ガス排出の影響を上回るプラスの影響)を与える洋上風力発電所を建設するという構想を描いており、その実現に向けて、浮体式風力発電のための新しい技術とアイデアをさらに推進したいと考えています。」

2つの分野で求められるイノベーション:生物多様性と他の海域利用者との共生
本コンペでは、スタートアップ企業、スケールアップ企業、研究機関、その他の個人や団体から、海域の利害関係者、とりわけ漁業者の支援を念頭に、事業海域の他の利用者との共生を促進するソリューションの提案を募集します。合わせて、野生生物への環境影響を最小限に抑え、生物多様性に対してネットポジティブ・インパクトを与えることができる革新的な提案を募ります。浮体式風力発電が事業海域の利害関係者にとって好機となり、同時に海洋生態系の保護をも可能にするような革新的な提案を期待します。

世界中の持続可能な浮体式風力発電開発に貢献

優勝者には、提案した革新的ソリューションの有用性をRWE社内の専門家と検討し、欧州、アジア、アメリカで浮体式風力発電事業を推進する当社グローバル開発チームと協働する機会が与えられます。また、アイデアをさらに発展させるための研究助成金を受け取ることができます。

RWEは日本におけるコスト競争力ある商用浮体式風力発電を推進

RWEは、世界中でコスト競争力のある商用浮体式風力発電プロジェクトを安全に開発、建設、運営することを目指しており、早い段階から経験を蓄積すべく、スペインとノルウェーで進行中の注目度の高い2つの実証事業に主要メンバーとして参画しています。日本政府は、2040年までに洋上風力発電容量30~45GW実現という野心的な目標を掲げています。沿岸水深の深い日本の海洋環境条件に照らすと、この目標を達成するうえで浮体式洋上風力は不可欠な電源となるでしょう。RWEは、複数の浮体式風力プロジェクトの実績をもつ世界有数の洋上風力発電事業者として、日本の目標達成に貢献すべく引き続き尽力してまいります。多くのご参加をお待ちしております。

提案書の提出期限は2023年12月31日午後11時59分(中央ヨーロッパ時間)です。本コンペの実施要領および応募様式はwww.rwe.com/floating-wind-competitionをご覧ください。

Pictures of RWE’s floating wind projects are available at the RWE Media Centre.

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