RWE Renewables

RWE は再生可能エネルギー事業で台湾に進出します

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  • 台湾最大のエネルギー展に、洋上風力世界第2位の企業として出展します。
  • RWEとアジアセメント社は、台湾での次期系統容量割当ラウンドに向けて、448メガワットのChu Feng洋上風力発電プロジェクト計画を進めています。 

2020年10月14日 エッセン/台北

長いストレートヘアの人物が白いシャツを着ています。背景にはぼやけた文字が見えます。
「素晴らしい風況に恵まれた台湾は、洋上風力発電のポテンシャルが極めて高いといえます。当社は、世界有数の再生可能エネルギー企業として、台湾のパートナーの方々との協業を事業戦略の中心に据えています。台湾企業の地域に根ざした専門的知見と、当社のグローバルな経験、技術ノウハウを結集することによって、パートナーの皆様とともに台湾、ひいてはアジア太平洋地域における洋上風力発電の成長を牽引してまいります。」

RWE Renewables CEO アンヤ=イザベル・ドッツェンラート

RWEは、台湾最大のエネルギー展に出展します。これにより、台湾およびアジア太平洋地域で再生可能エネルギー事業を拡大するという当社の方針を明確に打ち出しました。今週台北で開催されるEnergy Taiwan 2020で、RWEは主要な出展者の一角を担います。また、当社のスピーカーやパネリストが大規模洋上風力発電所の開発、建設、運営に関する専門知識を共有するとともに、浮体式洋上風力などの新技術についても解説します。

120年以上にわたり発電事業に従事してきたRWEは、現在、世界有数の再生可能エネルギー企業として、洋上風力発電で世界第2位の規模を誇っています。今年初めには、RWE Renewables(当時のinnogy Renewables)が、アジアセメント社と戦略的パートナーシップを組み、台湾の洋上風力発電に参入すると発表しました。両社は共同でChu Feng洋上風力発電プロジェクトの開発を進めており、総発電容量は最大448メガワットとなる見込みです。この大規模洋上ウィンドファームは台湾の北西部、新竹市沖の豊かな風に恵まれた台湾海峡に建設予定です。

RWE Renewablesグローバル洋上風力発電部門COOのスヴェン・ウーターメーレンは次のように述べています。「台湾政府は発電における洋上風力の役割を大幅に拡大させる計画です。強力な台湾企業とパートナーシップを組んだChu Feng洋上風力発電プロジェクトによって、当社はこの成長市場に参入することができます。本プロジェクトで次期系統容量割当ラウンドに参加し、この大規模洋上風力発電所を実現するための基礎を固め、台湾の再生可能エネルギー目標達成に貢献していきたいと考えています。」

RWEは再生可能エネルギーの分野でさらなる成長を目指しています

当社は、洋上風力発電のさらなる成長に向けて着々と歩みを進めています。英国では現在、発電容量857メガワット(当社保有容量509メガワット)のトライトン・ノール(Triton Knoll)洋上風力発電所を建設中です。2021年初めには、ソフィア(Sofia)洋上風力発電所(1.4ギガワット、RWE100%保有)の最終投資決定を下す予定です。ドイツでは、ケスカジ(Kaskasi)洋上風力発電所(342メガワット、RWE100%保有)の建設を進めています。RWEの開発パイプラインには洋上風力で約7ギガワットが控えています。これには、当社が参加を検討している政府による公募案件は含まれていません。さらに当社は技術革新を重視しており、浮体式洋上風力発電をはじめとする新技術の開発、導入においても先駆的な取り組みを行っています。スペイン、ノルウェー、米国で進行中の3つの浮体式洋上風力発電実証プロジェクトにパートナーと共同で取り組んでいます。

当社は陸上および洋上風力発電所、太陽光発電所、大型蓄電池施設で合計9ギガワットにおよぶ発電容量を運用中です。2022年までに再生可能エネルギーに50億ユーロの純投資を行い、再生可能エネルギーの純発電容量を13ギガワットに拡大することを目指しています。これに加えて、風力発電と太陽光発電のさらなる成長を計画しています。成長に向けての重点市場は南北アメリカ大陸、ヨーロッパおよびアジア太平洋地域の中核市場です。

“Energy Taiwan 2020”に関する詳細情報はこちらをご参照ください。
https://www.energytaiwan.com.tw/en/

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